WSMLink`
WSMLink`

WSMSetValues

WSMSetValuesは,バージョ11.3で試験的に導入されたSystemModelに置き換えられた.

WSMSetValues["mmodel",{p1->c1,}]

Modelicaモデル"mmodel"でパラメータ piciに設定する.

WSMSetValues["mmodel",{p1->c1,},"InitialValues"]

Modelicaモデル"mmodel"piの初期値を ciに設定する.

詳細とオプション

  • WSMSetValuesは,Wolfram SystemModelerカーネルの値を設定する.
  • WSMSetValuesは,ユーザがパラメータと入力の値を設定することを許可する.
  • WSMSetValues["mmodel",{p1->c1,}]WSMSetValues["mmodel",{p1->c1,},"ParameterValues"]の短縮形である.
  • 現行のパラメータ値はWSMModelData["mmodel","ParameterValues"]を使って求めることができる.
  • WSMSetValues["mmodel",{},"InitialValues"]とすると,すべてのパラメータおよび変数の初期値を設定することができる.
  • 現行の初期値はWSMModelData["mmodel","InitialValues"]を使って求めることができる.
  • WSMNames["*.mmodel"]が一意的なマッチを与えるところでは,最短の一意的なモデル名 mmodel を使うことができる.

例題

すべて開くすべて閉じる

  (4)

Wolfram SystemModeler Linkをロードする:

コピーを作り,パラメータaの値を3から10に変更する:

変数x の初期値を3に設定する:

モデルの図表示を入力として使う:

上記の出力をコピーペーストする:

スコープ  (4)

多次元の変数を持つモデルを使う:

変数の初期値を設定する:

変数xstart 値が更新された:

モデルの文字列の値を設定する:

文字列のパラメータに新しい値を与える:

xの値が更新された:

マスバネダンパ系のStateSpaceModelをSystemModelerに転送する:

変更したモデルのシミュレーションを行う:

マスバネダンパのTransferFunctionModelをモデルに転送する:

分母と分子の係数を得る:

モデルの係数を設定する:

変更したモデルのシミュレーションを行う:

アプリケーション  (1)

Wolfram言語で制御器を設計し,選択した制御パラメータを使うようにモデルを変更する:

モデルの変換関数を得る:

PI制御器をインタラクティブに設計する:

制御器を使ってモデル中で選択した値を設定する:

制御器でモデルのシミュレーションを行い,結果を検証する:

特性と関係  (1)

モデルを定義する:

初期値を使ってシミュレーションを行っても,モデルは変わらない:

WSMSetValuesで初期値を変更する: