WOLFRAM

バージョン11.3では,WSMLinkパッケージの機能のほとんどが,Wolframシステムに実験的に導入された機能で代替されるようになっている. »

SystemModelerのオプション

ほとんどの場合,ユーザはSystemModelerのオプションを変更する必要はないが,カスタム設定が必要になる場合もある.

Wolfram SystemModeler Linkの機能を使うために,パッケージをロードする.

高度な変換オプション

SystemModelerがModelicaモデルをシミュレーション実行ファイルに変換する方法を制御するための高度な設定がある.このセクションでは利用できるオプションについて説明する.

これらの設定はセッションを通して有効だという点に注意のこと.

Tearing

Tearingは大きい疎な方程式系を小さい密な系にするのに使う方法である.これによって,モデルの実行時の性能が格段に向上する.デフォルトではこの方法が適用されるが,すべてのモデルについて無効にすることもできる.

Tearingが有効なデフォルト動作に戻す.

動的な状態選択

SystemModelerはモデルに動的な状態を導入する,状態選択アルゴリズムを使うことができる.このアルゴリズムは有効,無効の他,指定されたライブラリのリストに対して有効にすることもできる."Translation""DynamicStateSelection"の現在の設定を取得する.

すべてのモデルに対する動的な状態選択を有効にする.

すべてのモデルに対する動的な状態選択を無効にする.

デフォルト設定に戻す.