TerraServiceのWebサービスの例題

TerraService.netは,アメリカ合衆国の航空画像と地形図へのアクセスを提供するWebサイトである.開発者がこのデータにアクセスすることのできるWebサービスが提供されている.開発者はこのデータを使い,自分のアプリケーションに地図や航空画像を入れることができる.これによりWolfram言語ユーザはこのデータがWolfram言語で使用できる.この例題は,GUIKit とWolfram言語を使ったTerraServiceのインターフェースを示す.

Microsoft TerraServer Web Serviceは,アメリカ地質調査所(United States Geological Survey:略称USGS)の高解像度航空画像(DOQ)と,USGSのスキャンされた地形図(DRG)のオンラインデータベースである,人気の高いMicrosoft TerraServerのプログラム可能インターフェースである.Place Searchフィールドを使うと,ユーザは表示する場所を指定することができる.場所は都市名または有名な場所の名前,州名,国名をカンマで区切ったもの(例:San Francisco, CA, USA)を含む1つの文字列であることが想定されている.この3つの値のうちのいずれかが欠けていてもよい.ナビゲーションパネルを使うと,特定の方向に動かすことができる.LatitudeおよびLongitudeの欄は,特定の緯度および経度にある場所を指定するために使うことができる.Scaleドロップダウンメニューを使ってズームイン/ズームアウトができる.また,Themeドロップダウンメニューを使うと,航空画像と地形図を切り換えることができる.

TerraServiceの詳細はhttp://terraservice.netを参照のこと.

以下の例題を試すためには,GUIKit をインストールする必要がある.そのあとで例題のセルを評価する.