非表示文字
Wolfram言語には表示されないさまざまな文字がある.それらはレイアウトを微調整したり,いろいろな数学表記の汎用の外観を保ちながら正確な文法解釈を定義したりするのに使われる.
空白文字
\[ThickSpace] ▪ \[MediumSpace] ▪ \[ThinSpace] ▪ \[VeryThinSpace]
\[NegativeThinSpace] — オブジェクトを近付けるための「負のスペース」
\[NegativeThickSpace] ▪ \[NegativeMediumSpace] ▪ \[NegativeVeryThinSpace]
\[LetterSpace] — シンボル名等の中に使われる,文字として扱われるほぼ不可視の空白
改行制御
\[NonBreakingSpace] — 改行されない空白を挿入する
\[NoBreak] — その場所では改行が行われないようにする
\[IndentingNewLine] — 新規行を挿入し,次の行をインデントする
\[DiscretionaryHyphen] — 改行箇所にのみハイフンを挿入する
段落揃えマーカー
\[AlignmentMarker] — 格子で揃える位置を表す
不可視のWolfram言語シンタックス
\[InvisibleSpace] — Wolfram言語のシンタックスで空白のように扱われる不可視文字
\[InvisibleComma] — コンマのように扱われる不可視文字
\[InvisibleApplication] — がのように動作するようにする不可視文字
\[ImplicitPlus] — 加算を表す不可視文字(繁分数において等)
\[InvisiblePrefixScriptBase] ▪ \[InvisiblePostfixScriptBase]