AbsoluteDashing
AbsoluteDashing[{d1,d2,…}]
グラフィックス指示子であり,これに続く線を絶対的な長さ d1, d2, … (周期的に繰り返される)を各節とする破線で描く.
AbsoluteDashing[{d,d}]と等価である.
AbsoluteDashing[{d1,d2,…},offset]
破線にオフセット offset を加える.
AbsoluteDashing[{d1,d2,…},offset,capform]
個々の破線にCapForm capform を設定する.
詳細
- 破線とオフセットの長さは,印刷用ポイント数を単位にして指定する.1ポイントは,拡大前でインチに相当する.
- AbsoluteDashing[{}]は,線が実線になるように指定する. »
- AbsoluteDashingは,2Dと3Dの両方のグラフィックス,それにStyle指定に使うことができる.
- d には,Tiny,Small,Medium,Largeの記号形式を使うことができる. »
- 長さが0に指定された線分の長さが diである場合,この線分は直径が線の太さである点として描画される.
- offset は正または負の印刷用ポイントサイズで指定される.offset は,指定されていない場合は0である.
- capform はCapForm[form]の任意の正当な form の値を取ることができる.これが指定されていない場合は,すべての線分が"Butt"キャップ形式で描画される.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (4)
破線指定 (4)
AbsoluteDashing[d]はAbsoluteDashing[{d,d}]に等しい:
特性と関係 (3)
AbsoluteDashingは線分の長さを印刷用ポイント数を単位として定義する:
AbsoluteDashingは画像サイズに依存しない:
Dashingは線分の長さをグラフィックスの全体幅の比で定義する:
Dashingは画像サイズに依存する:
AbsoluteDashingはCapForm指示子を無効にする:
Dashingの第3引数を指定してすべての破線のキャップ形式を設定する:
テキスト
Wolfram Research (1991), AbsoluteDashing, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/AbsoluteDashing.html (2021年に更新).
CMS
Wolfram Language. 1991. "AbsoluteDashing." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2021. https://reference.wolfram.com/language/ref/AbsoluteDashing.html.
APA
Wolfram Language. (1991). AbsoluteDashing. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/AbsoluteDashing.html