BioSequenceQ
BioSequenceQ[bioseq]
bioseq が有効なBioSequence式の場合はTrueを,それ以外の場合はFalseを返す.
BioSequenceQ[bioseq,spec]
bioseq が指定 spec と一致する有効なBioSequence式の場合はTrueを,それ以外の場合はFalseを返す.
BioSequenceQ[bioseq,spec1spec2...]
bioseq が speciのいずれかと一致する有効なBioSequence式の場合はTrueを,それ以外の場合はFalseを返す.
詳細
- 指定に使える可能な値には,"FullySpecified",任意の"BioSequenceType"実体の正規名,両者を繋いだものがある."ExtendedBioSequenceType"実体が定義されると,その正規名も指定に使うことができる.
- 指定の可能な値には,"FullySpecified",任意の"BioSequenceType"実体の正規名,両者を繋いだものがある."ExtendedBioSequenceType"実体が定義された場合はその正規名を指定することもできる."HybridStrand"および"SequenceCollection"を使って配列がハイブリッド鎖あるいは配列コレクションかどうかをそれぞれ調べることができる.
- 次の表はこれらの指定の例である.
-
"DNA","RNA","Peptide",… 配列が特定のタイプであることをチェックする "FullySpecified" 縮重記号がないことをチェックする "FullySpecifiedDNA",… 上記の両指定をチェックする - 指定のどの組合せもAlternativesと一緒に与えることができる.有効な配列は指定のいずれかがマッチすれば認識される.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (1)
式が有効なBioSequence式かどうかを確認する:
スコープ (10)
指定のタイプについて無効な文字を含むBioSequenceに対しては,BioSequenceQはFalseを返す:
BioSequence以外の頭部を含む入力もFalseになる:
BioSequenceのタイプに適した縮重記号は有効であると認識される:
"FullySpecified"指定は非縮重記号の検証だけを行う:
ペプチドの停止記号のように特定の意味がある記号は,特定の化学物質を参照していなくても完全に指定されているとみなされる:
BioSequenceのタイプを確認する:
BioSequenceが完全に指定されていることと特定のタイプであることを同時に確認する:
配列がDNAまたはRNAのBioSequenceかどうかをテストする:
テキスト
Wolfram Research (2020), BioSequenceQ, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/BioSequenceQ.html (2021年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2020. "BioSequenceQ." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2021. https://reference.wolfram.com/language/ref/BioSequenceQ.html.
APA
Wolfram Language. (2020). BioSequenceQ. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/BioSequenceQ.html