ImageLevels
ImageLevels[image]
image の各チャンネルの画素値と画素数のリストを返す.
ImageLevels[image,bspec]
ビン指定 bspec を使ったて画素値をビンに入れる.
ImageLevels[image,bspec,range]
指定された range のビン数を与える.
詳細とオプション
- ImageLevelsは,明るさ,コントラスト,その他の色の分布についての理解等,色ヒストグラムの解析に通常用いられる画素数値へのアクセスを与える.
- ImageLevelsは,各チャンネルのレベルのリストを{{lev1,k1},{lev2,k2},…}の形で与える.ただし,ki は 最後のビンを除いた を満たす値の数である.最後のビンには が使われる.
- バイナリ画像の形は{{0,n0},{1,n1}}である.
- ImageLevelsは,任意のグレースケールおよび多チャンネルの2Dおよび3Dの画像に使うことができる.
- ビニング指定 bspecは,デフォルトでは256のレベルが使われるが,次のどれでもよい.
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n n 個の等間隔ビン Automatic ビニングを自動的に選ぶ All 可能なすべての画素値の合計を与える "Byte" データ値を"Byte"タイプに変換した後の256レベル - range は次の形でよい.
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Automatic 色空間による自動的な範囲 All 各チャンネルのすべての値を含む {All,max} max より下の値を含む {min,All} min より上の値を含む {min,max} min から max までの値を含む {range1,…} 各チャンネルに異なる範囲 - 画像の色空間によって,次のデフォルトが range に使われる.範囲は"RGB"色空間の部分空間を含むように選ばれる.
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"Grayscale","RGB","CMYK","HSB" {0,1} "XYZ" {{0,0.97},{0,1},{0,0.83}} "LAB" {{0,1},{-0.8,0.94},{-1.13,0.94}} "LCH" {{0,1},{0,1.3},{0,1}} "LUV" {{0,1},{-0.85,1.76},{-1.26,0.88}} - 指定可能なオプション
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Method "IncludeOutOfRange" 使用するメソッド - Methodの可能な設定値
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"IncludeOutOfRange" 最初のビンの範囲より下の値と最後のビンの範囲より上の値 "ExcludeOutOfRange" 範囲外の値は数えない
例題
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Wolfram Research (2010), ImageLevels, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ImageLevels.html (2014年に更新).
テキスト
Wolfram Research (2010), ImageLevels, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ImageLevels.html (2014年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2010. "ImageLevels." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2014. https://reference.wolfram.com/language/ref/ImageLevels.html.
APA
Wolfram Language. (2010). ImageLevels. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ImageLevels.html