動的コンテンツについての警告が表示されないようにする

Dynamicのコンテンツが含まれるWolframノートブックを開くと,以下のような警告バナーが一番上に表示されることがある:

Dynamicは,ユーザが気付かないうちに,安全でない可能性のあるコードを実行してしまうので, Dynamicのコンテンツは「動的機能を有効化」をクリックするまで無効(灰色表示)にされている.

指定の信頼できるディレクトリに所在するノートブックについて,動的コンテンツについての警告を非表示にすることができる.

  • 動的コンテンツは,明示的なDynamic式の出力内だけでなく,Manipulateの出力,自然言語の入力ボックス等の構造内にも含まれる.

信頼できるディレクトリのエディタを開く

を選び,「セキュリティ」タブを選択してから,「信頼できるディレクトリの編集」をクリックする:

信頼できるディレクトリを加える

「追加」をクリックして信頼できるディレクトリを加える:

信頼できるディレクトリのノートブックを開く

信頼できるディレクトリの一つにあるノートブックを開いた場合には,動的コンテンツについての警告は表示されない:

注釈

環境設定の「セキュリティ」タブで「常に信頼する」を選ぶことによって,動的コンテンツについての警告がまったく表示されないようにすることができる.そうすると,開いたノートブックに含まれる動的コンテンツは,警告なしで実行される.使用しているシステムに悪質なコードが害を及ぼすこともある: