12.2以降のバージョンでは,MacOSでのCUDAの使用はサポートされなくなった.

外部GPU (eGPU)を製造会社の指示に従って設定する

設定方法は,使用するeGPUのタイプによって異なる:

BizonBox 3については,https://bizon-tech.com/bizonbox3_guide.pdfを参照のこと.

Apple Developersは,External Graphics Development Kit(https://developer.apple.com/development-kit/external-graphics)を利用することができる.

その他のeGPUについては,egpu.ioで詳しい情報とユーザフォーラムサポートが得られる.

  • eGPUは,古いバージョンのMacintoshオペレーティングシステムでも使えるが,公式にはAppleはHigh Sierra (10.13)以降のバージョンでしかeGPUをサポートしない.
  • このワークフローは,NVIDIA GeForce GTX 1070を含むBizonBox 3および2016 MacBook Proでテストを行った.その他の製造会社によるeGPUでもワークフローは同じようなものとなるが,詳細は異なる.

使用中のマシンがeGPUを使っていることを確かめる

「システム環境設定」で,NVIDIA Driver Managerを選んでから,NVIDIA Web Driverを選ぶ:

CUDAがeGPUを見付けられたかチェックする

CUDALinkパッケージをロードし,それがeGPUを見付けられることを確かめる:

使用可能なeGPUについての情報は,CUDAInformationで得る:

Wolfram言語の計算でeGPUを使う

計算にCUDAで強化された関数を使う:

  • CUDAで機能強化された関数の完全なリストについては,CUDALinkのガイドページを参照のこと.

注釈

WindowsやLinuxのマシンの中には,内部のGPUを即時にCUDALinkと一緒に使えるものもある.