Simulation Center—プロットの式
個々の結果の変数をプロットすることに加えて,結果の変数の式をプロットすることもできる.アクティブなサブプロットに新しいプロットの式を加えるためには,Ctrl+Eを押すか,プロット ▶ プロットの式を追加を選ぶかする.すると,プロットの式を追加ダイアログが開く.
まず,Fromコンボボックスの希望のエクスペリメントを選んで,どこで式に現れる変数を見付けるかを選択する.テキストの編集フィールドに式を入力する.この編集フィールドには,選択したエクスペリメントの結果に存在する変数だけでなく,すべてのサポートされる関数も自動補完する機能が含まれている.自動補完機能を使わず,変数や関数を検索あるいはブラウズするためには,テキストの編集フィールドの上のツールバーの変数を挿入か関数の呼出しを挿入ボタンを使う.入力した式にシンタックスあるいは入力のエラーがある場合にはインラインで表示され,実際のエラーメッセージはツールチップでエラーの位置に見ることができる.
サポートされる式
プロットの式は,有効なスカラーModelica式でなければならず,以下を含むことができる:
- 以下の組込みのModelica関数:abs,sign,sqrt,sin,cos,tan,asin,acos,atan,atan2,sinh,cosh,tanh,exp,log,log10,div,mod,rem,ceil,floor,integer,min,max.minとmaxの関数については,RealあるいはIntegerの引数を含む2スカラー引数形式のみがサポートされる.