FourierSeries`
FourierSeries`

NDTFourierTransform

NDTFourierTransform[expr,n,ω]

数値 ω で評価された expr の離散時間フーリエ変換の数値近似を返す.ここで exprn の関数である.

詳細とオプション

  • NDTFourierTransformを使うためには,まずフーリエ級数パッケージをロードしなくてはならない.それにはNeeds["FourierSeries`"]を実行する必要がある.
  • expr の離散時間フーリエ変換の数値近似は,デフォルトでNSum[expr -nω,{n,-,}]となっている.
  • 異なる離散時間フーリエ変換の定義は,オプションFourierParametersを使って指定することができる.
  • FourierParameters->{a,b}という設定では,NDTFourierTransformで計算される離散時間フーリエ変換は NSum[expr -bnω,{n,-,}]である.
  • 設定FourierParameters->{a,b}のパラメータ b は数値でなければならない.
  • NDTFourierTransformはオプションFourierParametersの他,NSumで使用できるオプションを取ることができる.これらのオプションは直接NSumに渡される.

例題

  (1)

離散時間フーリエ変換の数値近似に対する異なる定義:

FourierSequenceTransformを使った記号評価からの解と比較する: