FunctionApproximations`
FunctionApproximations`
MiniMaxApproximation
MiniMaxApproximation[expr,{x,{x0,x1},m,n}]
区間 x0から x1上で,expr へのミニマックス近似を返す,分子の次数が m,分母の次数が n である x の有理多項式関数を見付ける.
MiniMaxApproximation[expr,approx,{x,{x0,x1},m,n}]
approx から反復アルゴリズムを始めて,expr へのミニマックス近似を見付ける.
詳細とオプション
- MiniMaxApproximationを使うためには,まず関数近似パッケージをロードしなくてはならない.それにはNeeds["FunctionApproximations`"]を実行する必要がある.
- MiniMaxApproximationは,近似と expr の間の相対誤差の最大値を最小化する.
- MiniMaxApproximationは{abscissa,{approximation,maxerror}}を返す.abscissa は相対誤差が極大値となる横座標のリスト,approximation は有理近似,maxerror は相対誤差の最大値である.
- 近似がMiniMaxApproximationの第2引数として与えられる場合,それはMiniMaxApproximationで返される結果と同じ形式でなければならない.
- 次のオプションを使うことができる:
-
Bias 0 自動的に選ぶ補間点のバイアス Brake {5,5} 反復アルゴリズムに適用するブレーキ Derivatives Automatic 導関数に用いる関数 MaxIterations 20 使用する反復の最大回数 PlotFlag False 相対誤差をプロットするか否か PrintFlag False 状況情報を出力するか否か WorkingPrecision MachinePrecision 内部計算で使用する精度