RLink`
RLink`

RCode

RCode[code]

RLinkが直接サポートしないR言語オブジェクトに対応するR言語コードの部分を表すために,RLink が使うコンテナ.

詳細とオプション

  • code パラメータは,R言語コードの文字列であり,構文解析や評価がなされたときに,通常(いつもではない)このコードで表されるオブジェクトと等しいものをRのワークスペース内に作成されるものである.この文字列は,R言語のdeparse関数をWolfram言語がインポートするもとのR言語オブジェクトに適用することによって得られる.
  • RLinkでは,Wolframシステムセッションにインポートされ,RCode[code]で表されるオブジェクトすべてが,Wolfram言語 からRにエキスポートしなおされた場合に,Rのワークスペースで作成されたオブジェクトと同一のものになるとは限らない.このため,RCodeは一般にそのようなオブジェクトに対する表示形式を提供するが,等価性の形式は提供しない.
  • RLinkでは,RCodeで表される要素を含むより大きなオブジェクトがWolfram言語からRに正しくエキスポートされるとは限らない.
  • RCodeの頭部を持つ式は,関数ToRFormFromRFormによって,自明に変換する(変更されずにおかれる).

例題

  (1)

RLinkをロードする:

簡単な線形モデルを作成する:

その結果,かなり複雑なR言語オブジェクトができる:

これには,RLinkが直接サポートしない要素,特に式や未評価のR言語コードが含まれている:

そのような要素の中には,オブジェクトのデータというよりも,オブジェクトの属性の一部であるものもある:

調べると,そのような属性を見付けることができる:

Wolfram Research (2012), RCode, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/RLink/ref/RCode.html.

テキスト

Wolfram Research (2012), RCode, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/RLink/ref/RCode.html.

CMS

Wolfram Language. 2012. "RCode." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/RLink/ref/RCode.html.

APA

Wolfram Language. (2012). RCode. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/RLink/ref/RCode.html

BibTeX

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BibLaTeX

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