SystemModeler Link 4の新機能
Wolfram SystemModeler 4はWolfram言語と SystemModeler の統合をさまざまな部分で拡張した.これには,プロットの保存,テンプレートノートブック,モデルの作成,リアルタイムのシミュレーションと可視化のサポートが含まれる.モデルは系や方程式から,またはモデルコンポーネントを接続することによって作成することができる.モデルのシミュレーションはリアルタイムでインタラクティブに操作でき,入力を制御したり,出力を可視化したり,パラメータを変更したりできる.既存の関数も大幅に機能が拡張し,性能と安定低が向上している.
プロットの保存
WSMSetPlot — プロット作成の簡単化のためにプロットの定義をモデルに保存する
WSMClearPlot — モデルからプロットの定義を削除する
ワークフローのテンプレート
WSMCreateTemplateNotebook — タスクを素早く開始するためにノートブックを作成する
WSMCreateTemplateCells — タスクを素早く開始するためにセルを挿入する
構造化されたモデリング
WSMCreateModel — 方程式やその他のオブジェクトからモデルを作成する
WSMConnectComponents — コンポーネントモデルを接続する
WSMCreateDataModel — データからモデルを作成する
WSMCreateModelString ▪ WSMNames ▪ WSMConnectComponentsString
リアルタイムシミュレーション
WSMRealTimeSimulate — リアルタイムでモデルのシミュレーションを行う
WSMRealTimePlot — シミュレーションで変数のライブプロットを示す
WSMRealTimeConnect ▪ WSMSimulationConnection ▪ WSMPlotUpdating
信頼性モデリング
WSMModelReliability — Modelicaモデルの信頼性を計算する
改善した機能
WSMPlot — モデル名から自動的にシミュレーションを行う,プロットの凡例のサポートが向上
WSMSimulate — NDSolveを使ったモデルのシミュレーションを行う,モデルの設定を使用す
WSMModelData — 方程式のよりよいサポート,ダイアグラム,より多くのプロパティ
WSMSimulationData — 動的なダイアグラム