SystemModeler Link 5の新機能

バージョン11.3では,WSMLinkパッケージの機能のほとんどが,Wolframシステムに実験的に導入された機能で代替されるようになっている. »

Wolfram SystemModeler 5では,Wolfram言語とSystemModelerの統合がより深められただけでなく,パラメトリックシミュレーションの簡易化,モデルの管理機能の拡張,モデルと変数の名前の全く新しい取扱い方法等の新しい機能も加わっている.

例題の探究

WSMExamples そのままシミュレーションが行える例題を探究する

パラメトリックシミュレーション

WSMParametricSimulateValue パラメータを変化させたり最適化したりするためにシミュレーションを行う

WSMParametricSimulate  ▪  WSMParametricFunction

名前の取扱い

DotName モデルと変数を表す

WSMSensitivityName パラメータについて偏微分を表す

モデルの管理

WSMSaveModel モデルをファイルに保存する

WSMCopyModel  ▪  WSMDeleteModel  ▪  WSMRenameModel

向上した機能

WSMSimulate どの変数を保存するのかを選択する

WSMModelData アイコン,ダイアグラム,テキスト形式を適応的に表示する

WSMSetValues モデルの文字列を設定する

WSMSimulationData シミュレーションの生データを取り出す

WSMCreateModel  ▪  WSMConnectComponents  ▪  WSMCreateDataModel

WSMSetPlot  ▪  WSMClearPlot

"MCTT" Modelica CombiTimeTableコンポーネントのデータをインポート・エキスポートする