Wolfram SystemModeler Link
Wolfram SystemModeler LinkはWolfram SystemModelerとWolfram言語を統合する機能を提供する.SystemModelerでは使いやすいドラッグアンドドロップインターフェースでコンポーネントと接続を使って動的なモデルを作成したり,基本的なシミュレーションベースの解析を行ったりすることができる. SystemModeler Linkを使えば,Wolfram言語の全パワーに加えて,モデルとシミュレーションがすべて利用できるようになる.シミュレーションベースでは,オーバーシュート,系と特性の可視化,パラメータスイープ,パラメータ設定の最適化等の性能基準を計算することができる.モデルベースでは,線形化を行ったり,さまざまな制御設計法を使って制御設計したりできる.
シミュレーションに関連する特性
WSMSimulate — Modelicaモデルのシミュレーションを行う
WSMPlot — シミュレーション結果をプロットする
WSMSimulationData ▪ WSMSimulateSensitivity ▪ WSMInitialValues ▪ WSMParameterValues ▪ WSMInputFunctions ▪ WSMProgressMonitor
モデルに関連する特性
WSMModelData — Modelicaモデルの特性を求める
WSMLinearize — Modelicaモデルを線形化する
WSMModelReliability — Modelicaモデルの信頼性を計算する
WSMFindEquilibrium ▪ WSMSetValues
構造化されたモデリング
WSMCreateModel — 方程式やその他のオブジェクトからモデルを作成する
WSMConnectComponents — コンポーネントモデルを接続する
WSMCreateDataModel — データからモデルを作成する
WSMCreateModelString ▪ WSMConnectComponentsString
リアルタイムシミュレーション
WSMRealTimeSimulate — リアルタイムでモデルのシミュレーションを行う
WSMRealTimePlot — シミュレーションで変数のライブプロットを示す
WSMRealTimeConnect ▪ WSMSimulationConnection ▪ WSMPlotUpdating
プロットの保存
WSMSetPlot — プロット作成の簡単化のためにプロットの定義をモデルに保存する
WSMClearPlot — モデルからプロットの定義を削除する
ワークフローのテンプレート
WSMCreateTemplateNotebook — タスクを素早く開始するためにノートブックを作成する
WSMCreateTemplateCells — タスクを素早く開始するためにセルを挿入する
SystemModeler
WSMNames — ロードされたモデルをリストする
WSMModelCenter — SystemModeler Model Centerを開始する
WSMSimulationCenter — SystemModeler Simulation Centerを開始する
WSMCopyClass — モデルをコピーする
インポートとエキスポート
"MO" — Modelicaモデルをインポートする
"SME" — SystemModelerのシミュレーション結果をインポートする
"ModelicaCombiTimeTable" — Modelica CombiTimeTableコンポーネント用にデータをエキスポートする
"FMU" — FMIファイルをエキスポートする