WSMLink`
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WSMParametricSimulate

WSMParametricSimulateは，バージョン11.3で試験的に導入されSystemModelParametricSimulateに置き換えられた．

WSMParametricSimulate["mmodel",{v1,v2,…},{p1,p2,…}]

変数 viについて，パラメータ piで"mmodel"のシミュレーションを行う．

WSMParametricSimulate["mmodel",vars,tmax,…]

0から tmaxまでのシミュレーションを行う．

WSMParametricSimulate["mmodel",vars,{tmin,tmax},…]

tminから tmaxまでのシミュレーションを行う．

詳細とオプション

  • WSMParametricSimulateは結果をWSMParametricFunctionオブジェクトによって返す．
  • "mmodel"は完全修飾Modelica名を参照する．
  • 一意的な最短モデル名 mmodel はWSMNames["*.mmodel"]が一意的なマッチを与える際に使うことができる．
  • WSMParametricSimulateにはWSMSimulateと同じオプションを使うことができる．

例題

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例  (4)

Wolfram System Modeler Linkをロードする：

パラメータ a について，z についてのパラメトリック解を得る：

a の数値について評価すると z についての近似関数解が返される：

時点 t=10で評価する：

パラメータの異なるいくつかの値について解をプロットする：

y の初期値について，z についてのパラメトリック解を得る：

z についてのパラメトリック関数を得る：

パラメータの異なるいくつかの値について解をプロットする：

変数 z のパラメータ a に対する感度を示す：

z についてのパラメトリック関数を得る：

に対する感度は時間とともに増す：

オプション  (1)

Method  (1)

Methodを使ってもとになっているソルバを選ぶ：

DASSLソルバを使う：

ParametricNDSolveをソルバとして使う：

ParametricNDSolveは他のソルバより速いことが多い：

アプリケーション  (1)

測定データと比較してモデル内のパラメータを調整する：

測定された慣性変数についてのパラメトリック関数を計算する：

モデルのフィッティングのための基準関数を設定する：

パラメータをテストデータにフィットさせる：

フィットされたパラメータでシミュレーションを行う：

テストデータと調整されたデータを一緒に示す：

特性と関係  (2)

WSMParametricSimulateValueはWSMParametricSimulateのように動作するが，パラメトリック関数だけを返す：

WSMParametricSimulateは規則のリストを返す：

WSMSimulateSensitivityを使ってパラメータの感度を簡単に計算することができる：

パラメータの相対変化に対する信号の感度を示す：

a が10%変化する際の y および z の境界をプロットする：