XML`
XML`

ToCompactXML

ToCompactXML[expr]

expr の要素と属性の重複した名前空間情報を含まない，同等の記号的なXML式を生成する．

ToCompactXML[expr,patt]

patt に一致する名前空間のみ含まないようにする．

詳細とオプション

  • ToCompactXMLを使うためには，まずNeeds["XML`"]を使ってXMLパッケージをロードする必要がある．
  • 使用可能オプション：
  • "AttributesDefaultNameSpace""NullNameSpace"属性の名前空間をどのように簡単にするかの設定

例題

例  (1)

明示的な名前空間情報を持つXML：

ToCompactXMLを使うと，要素の重複する名前空間情報を含まないようにできる．空の名前空間の属性は，"AttributesDefaultNameSpace"の設定にかかわらず，常に簡単にされる：

要素と同じデフォルトの名前空間の属性は"AttributesDefaultNameSpace"が"ElementNameSpace"のときにのみ簡約される：

他の名前空間の属性は簡約されない：

タグの名前空間が明示的であるがデフォルトと異なる場合は，属性は簡約されない：

デフォルトの名前空間は，含んでいるタグから継承されることがある：