パッケージの保護

Wolfram言語ではパッケージを「保護」し,使用環境の機能が内部操作に影響しないようにすることが容易である.

変数の局所化 »

Module 変数の名前を局所化する

名前空間の保護

BeginPackage パッケージ関数の個別のコンテキストを宣言して名前を隔離する

Begin パッケージの実装での名前を隔離する

シンボルの保護

Protect シンボルを再定義より保護する

ReadProtected 定義が読まれないようにする

Locked 変更されないようにするための属性

評価の保護

Block システム等やその他の変数の変更をブロックする

BlockRandom 擬似乱数ジェネレータのシードの変更をブロックする

CheckAbort  ▪  TimeConstrained  ▪  MemoryConstrained  ▪  PropagateAborts

エラーと例外の処理

Confirm 式を評価しても失敗が生じないことを確認する

Enclose Confirm等が検出したエラーをキャッチする

ConfirmBy  ▪  ConfirmMatch  ▪  ConfirmQuiet  ▪  ConfirmAssert

Assert アサーションが失敗したら放棄する

評価状態の保護

WithCleanup 評価が放棄されたらクリーンアップコードを実行する

AbortProtect 式の評価が放棄されないように保護する

関数の保護

CheckArguments 不正な引数またはオプションに対してメッセージを生成する

ArgumentsOptions 関数の引数とオプションを分離する

バージョン互換

$VersionNumber 比較のためのWolframシステムのバージョン番号

$SystemID コンピュータシステムについての簡単な記述

ノートブックインターフェースの保護

Deploy  ▪  Selectable  ▪  Editable  ▪  Visible  ▪  CellContext