WSTPのパケット
Wolfram言語のカーネルが外部プログラムと式を交換するとき,パケットの内側に式をラップするのが慣例である.これにより,式がどのような役割を持つのか,あるいは式をどのように処理すべきなのかが特定される.
EvaluatePacket — 純粋に評価のために送られる式
ReturnPacket — EvaluatePacket評価の最終結果
EnterTextPacket — キーボードからの入力のように入力される文字列
EnterExpressionPacket — キーボードからの入力のように入力される式
ReturnTextPacket,ReturnExpressionPacket — 返された最終結果
InputNamePacket,OutputNamePacket — In,Outラベル
TextPacket — Printおよびその他の2次的な出力
MessagePacket — Wolframシステムのメッセージ名
CallPacket — インストール可能なWSTPプログラムの関数を呼ぶためのデータ