CurrentScreenImage
使用中のコンピュータの現行の全表示スクリーンから撮った画像を返す.
表示スクリーン n から撮った画像を返す.
CurrentScreenImage[{{xmin,ymin},{xmax,ymax}}]
現行の全表示スクリーンの画像から指定された長方形を返す.
詳細とオプション
- 主表示モニタは,一般に1であり,そこからの画像はCurrentScreenImage[1]で撮ることができる.
- SystemInformation["Devices","ScreenInformation"]で全表示スクリーンのリストが与えられる.
- CurrentScreenImageは表示スクリーン上の画素の忠実な表現を含む画像を返す.
- CurrentScreenImage[{{xmin,ymin},{xmax,ymax}}]の形式における座標は,現行の全表示スクリーンの完全エリアの左下から測定される.
- CurrentScreenImageは,常に長方形の表示エリアを表示する.任意のスクリーンについて,この表示エリアの外側にある任意の画素にオプションBackgroundの設定で指定された色が割り当てられる.
例題
すべて開くすべて閉じるオプション (1)
Background (1)
複数のモニタを接続した状態でスクリーンショットを撮ると,物理的なモニタが存在しない部分が黒く描画されることがある:
この場合の背景色は,オプションBackgroundで変更することができる:
特性と関係 (2)
CurrentScreenImageは,ImageTrimのような標準的画像処理関数で使われる標準的な画像座標系を使う:
長方形のCurrentScreenImageを使う方が,全画像を撮ってそれをトリミングするよりも速い:
テキスト
Wolfram Research (2017), CurrentScreenImage, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/CurrentScreenImage.html.
CMS
Wolfram Language. 2017. "CurrentScreenImage." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/CurrentScreenImage.html.
APA
Wolfram Language. (2017). CurrentScreenImage. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/CurrentScreenImage.html