ExtendedEntityClass
ExtendedEntityClass[class,"name"f]
新たに計算された,各実体についての値が実体関数 f を適用することで得られる,特性"name"を加えることで class から派生した実体クラスを表す.
ExtendedEntityClass[class,{"name1"f1,"name2"f2,…}]
関数 fiによって定義された特性 nameiを加える.
詳細
- ExtendedEntityClass[class,"name"->f]の関数 f はEntityFunctionオブジェクトでなければならない.
- ExtendedEntityClassは,それが明示的に定義されたものであれRelationalDatabaseオブジェクトに基づくものであれ,任意のEntityStoreオブジェクトと一緒に使うことができる.
- ExtendedEntityClass[class,"new"->f]は,事実上,各実体 entityiの値 f[entityi]を持つ new という名前の新たな列が加えられた,class から派生した仮想データベースの表を表す.
- 拡張実体クラスExtendedEntityClass[class,"new"->f]では,加えられた新たな特性の完全名はEntityProperty[ExtendedEntityClass[class,"new"f],"new"]である.
- ExtendedEntityClass[class,"new"->f]は,たとえ class にすでに"new"という名前のクラスがあっても,新たに計算された特性を加える.しかし,この場合は,新たに計算された特性は完全名EntityProperty[ExtendedEntityClass[class,"new"f],"new"]を使って参照しなければならない.
- 新たな特性の名前が既存の任意の特性名と衝突しないなら,EntityValue[class,"new"]を使って新たな特性の値を得ることができる.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (3)
ExtendedEntityClassを使って実体クラスに計算された特性を加える:
ExtendedEntityClassは,リレーショナルデータベースがバックエンドの実体と一緒に使うと,SELECT文に式を追加するのと同じ働きをする:
アプリケーション (1)
ExtendedEntityClassを使ってコードの繰り返しを避けることができる:
テキスト
Wolfram Research (2019), ExtendedEntityClass, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ExtendedEntityClass.html.
CMS
Wolfram Language. 2019. "ExtendedEntityClass." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/ExtendedEntityClass.html.
APA
Wolfram Language. (2019). ExtendedEntityClass. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ExtendedEntityClass.html