FindEdgeCut
FindEdgeCut[g]
グラフ g の最小の辺切断を求める.
FindEdgeCut[g,s,t]
グラフ g の最小の s-t 辺切断を求める.
FindEdgeCut[{vw,…},…]
規則 vw を使ってグラフ g を指定する.
詳細とオプション
- グラフ g の辺切断とは,g から除くと g が非連結となる辺の集合のことである.
- s-t 辺切断とは,g から除くと g が非連結となる辺のリストのことである.ただし,s と t は異なる連結成分中にあるものとする.
- 重み付きグラフについては,FindEdgeCutは辺の重みの合計が最小となる辺切断を与える.
- 非連結グラフについては,FindEdgeCutは空リスト{}を返す.
- 使用可能なオプション
-
EdgeWeight Automatic 各辺の辺重み
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (8)
FindEdgeCutは無向グラフに使うことができる:
FindEdgeCutは大きいグラフに使うことができる:
オプション (1)
EdgeWeight (1)
デフォルトで,辺の重みは可能な場合はそのEdgeWeight特性であり,その他の場合は1であるとみなされる:
EdgeWeight->weightsを使って辺の重みを設定する:
特性と関係 (4)
EdgeConnectivityを使って辺切断の大きさを求める:
FindMinimumCutを使って辺切断と関連がある頂点の分割を求める:
FindEdgeCutは,非連結グラフに対しては空リストを返す:
テキスト
Wolfram Research (2012), FindEdgeCut, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/FindEdgeCut.html (2015年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2012. "FindEdgeCut." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2015. https://reference.wolfram.com/language/ref/FindEdgeCut.html.
APA
Wolfram Language. (2012). FindEdgeCut. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/FindEdgeCut.html