FindTextualAnswer
FindTextualAnswer[text,"question"]
question の答として最も適切であると思われる text の部分文字列を与える.
FindTextualAnswer[text,"question",n]
最も適切であると思われる答を n 個までリストで与える.
FindTextualAnswer[text,"question",n,prop]
それぞれの答に対して指定された特性を与える.
詳細とオプション
- FindTextualAnswer[text,…]の text は,文字列,テキストファイル,ContentObject式,またはこれらのテキストオブジェクトのリストでよい.
- FindTextualAnswer[text,{"question1","question2",…},…]は,それぞれの questioniに対して答を返す.
- 特性 prop は以下のいずれかである.
-
"String" 答の候補に相当する部分文字列 "Probability" 答が正しい推定確率 "Position" text 中の答の開始位置と終了位置 "Sentence" 答の候補を含む文 "Line" 答の候補を含む行 "Paragraph" 答の候補を含むパラグラフ "HighlightedSentence" 答の候補がハイライトされた文 "HighlightedLine" 答の候補がハイライトされた行 "HighlightedParagraph" 答の候補がハイライトされたパラグラフ {prop1,prop2,…} 特性指定のリスト - 次のオプションを与えることができる.
-
TargetDevice "CPU" 計算を行うターゲットデバイス PerformanceGoal Automatic パフォーマンスのどの面について最適化するか - PerformanceGoalの可能な設定には"Speed"と"Quality"がある.
- FindTextualAnswerは,統計的手法を使って答を求めようとする.テキストと質問の詳細がそのパフォーマンスに影響することがある.
- FindTextualAnswerはリソースをダウンロードすることがある.ダウンロードされたリソースは,$LocalBaseのローカルなオブジェクトストアに保存され,LocalObjects[]でリストしたりResourceRemoveで削除したりできる.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (6)
質問に対する答をContentObject式から探す:
オプション (2)
PerformanceGoal (1)
PerformanceGoal"Quality"を使ってより正確な答を得る:
アプリケーション (1)
考えられる問題 (1)
FindTextualAnswerは,ある程度意味概念を理解するが,論理的に数を推測することはできない:
テキスト
Wolfram Research (2018), FindTextualAnswer, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/FindTextualAnswer.html (2020年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2018. "FindTextualAnswer." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2020. https://reference.wolfram.com/language/ref/FindTextualAnswer.html.
APA
Wolfram Language. (2018). FindTextualAnswer. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/FindTextualAnswer.html