InsertColumns
InsertColumns[tab,{colspec1cval1,…}]
表形式オブジェクト tab に名前が coliの列 cvaliを挿入する.
InsertColumns[cspec]
表オブジェクトに適用可能なInsertColumnsの演算子形を表す.
詳細
- InsertColumnsは,一般に,列を追加したTabularオブジェクトを構築するために使われる.
- 列 coliがすでに存在する場合は,新規列で置き換えられる.その他の場合は,新規列が既存の列の後ろに加えられる. »
- 挿入された列はもとの表形式オブジェクトと同じ数の行を持っていなければならない.
- InsertColumns[tab,{acol,colcval}]は,col という名前の新規列を,末尾ではなく acol という名前の既存のアンカー列の後ろに加える. »
- 列キーがない表形式データ atab については,InsertColumns[atab,{cval1,…,cvaln}]は n 個の新規列を加える. »
- 次は,n 行の表形式オブジェクトに挿入する場合の可能な列指定 cvaliである.
-
const ConstantArray[const,n]に等しい » {v1,…,vn} 長さ n のベクトル » TabularColumn 長さ n の一貫した型のベクトル » - colNothingという構文を使って col という名前の既存の列が削除できる. »
- InsertColumns[cspec][tab]はInsertColumns[tab,cspec]に等しい. »
例題
すべて開くすべて閉じる例 (2)
スコープ (11)
列 (7)
キーをKeyまたはExtendedKeyでラップして列を挿入することができる:
拡張キーがあるTabularオブジェクトを取る:
入力データ (1)
Tabularオブジェクトに列を加える:
特性と関係 (5)
同じ新規キーに異なる列を指定すると最後に指定されたものが使われる:
TransformColumnsを使って新規列をTabularオブジェクトに加える:
まず列を計算して次にInsertColumnsを使ってこれを加えることもできる:
列が年と月のTabularオブジェクトを取る:
TransformColumnsは各行の日付を構築することで新規列を加えることができる:
まず日付の列を構築し,次にInsertColumnsを使ってこれを加えることもできる:
無名のTabularオブジェクトに列を加える:
Joinを使って行列を第2レベルで結合することによっても同じ結果を得ることができる:
もとのTabularオブジェクトと同じ列を加える:
テキスト
Wolfram Research (2025), InsertColumns, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/InsertColumns.html.
CMS
Wolfram Language. 2025. "InsertColumns." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/InsertColumns.html.
APA
Wolfram Language. (2025). InsertColumns. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/InsertColumns.html