Offset

Offset[{dx,dy},position]

指定された位置 position から始めて絶対オフセット{dx,dy}だけ移動させたときのグラフィックスオブジェクトの位置を返す．

詳細

  • Offsetを使ってどのような2Dグラフィックスプリミティブに対してでもオフセットの指定ができる．
  • position は，{x,y}，Scaled[{x,y},…]，ImageScaled[{x,y}]のどれを使っても指定できる．
  • オフセットは印刷用ポイントの単位で指定される．1ポイントは，拡大前でインチに等しい．
  • Offset[{dx,dy}]は，CircleオブジェクトあるいはDiskオブジェクトの中の絶対半径の指定に使うことができる．

例題

すべて開くすべて閉じる

例  (1)

印刷用ポイント数で座標をオフセットする：

印刷用ポイント数で半径を設定する：

スコープ  (3)

オフセットの位置  (2)

中心を10印刷用ポイント数オフセットする：

スケールされた座標を10印刷用ポイント数オフセットする：

画像をスケールした座標を10印刷用ポイント数オフセットする：

オフセットの大きさ  (1)

半径を印刷用ポイント数で設定する：

特性と関係  (2)

Scaledを使ってスケールされた座標でオフセットを指定することができる：

ImageScaledを使って画像をスケールした座標でオフセットを指定することができる：

Wolfram Research (1996), Offset, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/Offset.html.

テキスト

Wolfram Research (1996), Offset, Wolfram言語関数， https://reference.wolfram.com/language/ref/Offset.html.

CMS

Wolfram Language. 1996. "Offset." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/Offset.html.

APA

Wolfram Language. (1996). Offset. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Offset.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_offset, author="Wolfram Research", title="{Offset}", year="1996", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/Offset.html}", note=[Accessed: 17-November-2024 ]}

BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2024_offset, organization={Wolfram Research}, title={Offset}, year={1996}, url={https://reference.wolfram.com/language/ref/Offset.html}, note=[Accessed: 17-November-2024 ]}