PreferencesPath
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Wolframシステムの起動時に初期設定が検索されるディレクトリを指定するグローバルオプションである.
詳細
- 「init.m」という名前の付いたすべてのファイルが読み込まれる.もし同じオプションが複数のファイルで設定されると,最後のものが使用される.指定された最後のディレクトリの中にあるinit.mのファイルはユーザの初期設定を保存するためにフロントエンドによって変更されたファイルである.
- PreferencesPathは個々のユーザの初期設定を定義する.これに対してConfigurationPathはネットワーク上でWolframシステムを実行している複数のマシンのシステム全体の初期設定を定義する.これは,PreferencesPathの中にあるinit.mファイルがConfigurationPathの中にあるファイルより後に読み込まれるために可能となっている.したがって,各ユーザによる設定はすべてシステムのデフォルト設定よりも優先される.
- 検索されるディレクトリはFrontEnd`FileName関数によって指定される.PreferencesPathに含まれる一般的な FrontEnd`FileName[{$UserBaseDirectory,"FrontEnd"}]や FrontEnd`FileName[{$InstallationDirectory,"SystemFiles","FrontEnd"}]がある.
Wolfram Research (1999), PreferencesPath, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/PreferencesPath.html.
テキスト
Wolfram Research (1999), PreferencesPath, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/PreferencesPath.html.
CMS
Wolfram Language. 1999. "PreferencesPath." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/PreferencesPath.html.
APA
Wolfram Language. (1999). PreferencesPath. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/PreferencesPath.html