PrivatePaths
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フォントやテキストメッセージ等を含めたいろいろなシステムリソースの位置を指定する,グローバルオプションである.
詳細
- 典型的な用法はPrivatePaths->{opt1->val1,opt2->val2,…}である.
- 設定可能なサブオプション
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"AFM" Adobe Font Metricsファイルを検索するディレクトリを指定 (Unixのみ) "Fonts" Wolframシステムフォントを検索するディレクトリを指定 "SystemResources" Wolframシステムのシステムリソースが検索されるディレクトリを指定 "TextResources" Wolframシステムのテキストリソースが検索されるディレクトリを指定 - オプション"AFM"は,フォントについての情報を含むAdobe Font Metricsファイルを検索するディレクトリを指定する.
- "AFM"オプションに含まれる通常のディレクトリは FrontEnd`FileName[{$InstallationDirectory,"SystemFiles","Fonts","AFM"}]である.
- "Fonts"オプションに含まれる通常のディレクトリは FrontEnd`FileName[{$InstallationDirectory,"SystemFiles","Fonts"}]と FrontEnd`FileName[{$UserBaseDirectory, "Fonts"}]である.
- "SystemResources"オプションに含まれる通常のディレクトリは FrontEnd`FileName[{$InstallationDirectory,"SystemFiles","FrontEnd", "SystemResources"}] である.
- "TextResources"オプションに含まれる通常のディレクトリは FrontEnd`FileName[{$InstallationDirectory,"SystemFiles","FrontEnd", "TextResources"}]である.
- もしこれらの( "AFM", "Fonts", "SystemResources" , "TextResources")設定が不注意に変更された場合,Wolframシステムは操作に必要な基本的な要素を探し出すことができなくなる恐れがある.もしこのようなことが起きた場合は,システムの正しい機能を復旧するため,設定ファイルを削除するか手動で編集する必要がある.
Wolfram Research (1999), PrivatePaths, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/PrivatePaths.html.
テキスト
Wolfram Research (1999), PrivatePaths, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/PrivatePaths.html.
CMS
Wolfram Language. 1999. "PrivatePaths." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/PrivatePaths.html.
APA
Wolfram Language. (1999). PrivatePaths. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/PrivatePaths.html