RandomReal
0から1までの範囲の擬似乱数実数を与える.
RandomReal[{xmin,xmax}]
xminから xmaxまでの範囲の擬似乱数実数を与える.
RandomReal[xmax]
0からxmaxまでの範囲の擬似乱数実数を与える.
RandomReal[range,n]
n 個の擬似乱数実数のリストを与える.
RandomReal[range,{n1,n2,…}]
擬似乱数実数の n1×n2×…配列を与える.
詳細とオプション
- RandomReal[{xmin,xmax}]は,一様確率分布で xminから xmaxまでの範囲の実数を選択する.
- RandomReal[spec,WorkingPrecision->n]は,n 桁精度で実数を与える.生成された数の先頭桁,末尾桁のどちらかは0でもよい.
- RandomRealは,Wolfram言語を実行するたびに,異なる擬似乱数実数列を与える.SeedRandomを使って特定のシードから始めることができる.
- SeedRandomのMethodオプションで,使用する擬似乱数生成器を指定することができる.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (6)
アプリケーション (8)
代りにRandomComplexを使う:
サンプルヒストグラムをExponentialDistributionの確率密度関数と比較する:
RandomVariateを使って非一様分布から直接サンプルを取ることもできる:
特性と関係 (5)
SeedRandomを使って繰返しのきくランダムな値を得る:
BlockRandomを使ってあるところで使ったRandomRealが他に影響しないようにする:
同じシードで,精度に関わりなくRandomRealは「同じ」数を生成する:
RandomRealは一様分布を生成する.ここでの平均は0.5である:
RandomRealはホワイトノイズを生成する:
テキスト
Wolfram Research (2007), RandomReal, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/RandomReal.html.
CMS
Wolfram Language. 2007. "RandomReal." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/RandomReal.html.
APA
Wolfram Language. (2007). RandomReal. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/RandomReal.html