ReverseSort
ReverseSort[list]
list の要素を正規順序の逆に並べる.
ReverseSort[list,p]
順序付け関数 p を使って並べる.
詳細
- ReverseSortは,デフォルトで,整数,有理数,近似実数をその数値順に大きいものから小さいものへと並べる.
- ReverseSortはSortの結果を逆にしたものを返す.ただし,同位のものの順序は変えない.
- ReverseSort[list,p]は関数 p を list 中の要素ペアに適用して,そのペアが順序通りになっているかどうかを判断する.デフォルトの関数 p はOrderである.
- ReverseSortはListだけでなく任意の頭部の式に使うことができる.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (4)
特性と関係 (4)
ReverseSortはSortの結果を逆にしたものを返すが,同位の順は逆にしない:
NumericalOrderは3と3.`10を同位とみなす:
ReverseSortもSortも同位の順序は逆にしない:
したがって,この2つの結果は一方が他方の逆順とはみなされない:
ReverseSortで順序関数 p を使った結果はSortで逆の順序関数を使った結果に等しい:
-1, 0, 1を返す順序関数については,逆の順序は Minusを組み合せて得ることができる:
ReverseSortは,数のペアのリストを各ペアの先頭要素の降順に並べる:
ReverseSortByを使って,どの要素で降順に並べるかを選択する:
テキスト
Wolfram Research (2017), ReverseSort, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ReverseSort.html.
CMS
Wolfram Language. 2017. "ReverseSort." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/ReverseSort.html.
APA
Wolfram Language. (2017). ReverseSort. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ReverseSort.html