JCAMP-DX (.jdx,.dx,.jcm)

予備知識

    • MIMEタイプ:chemical/x-jcamp-dx
    • 化学分光学形式.
    • JCAMPはJoint Committee on Atomic and Molecular Physical Dataの頭字語である.
    • バイナリ形式.

Import

  • Import["file.jdx"]はJCAMP-DXファイルをインポートし,ファイルに保管されている全データを返す.
  • Import["file.jdx",elem]はJCAMP-DXファイルから指定の要素をインポートする.
  • Import["file.jdx",{elem,suba,subb,}]はサブ要素をインポートする.
  • Import["file.jdx",{{elem1,elem2,}}]は複数の要素をインポートする.
  • インポート形式はImport["file","JCAMP-DX"]またはImport["file","JCAMPDX"]で指定できる.
  • 一般的な情報は,以下の関数ページを参照のこと.
  • Importファイルからインポートする
    CloudImportクラウドオブジェクトからインポートする
    ImportString文字列からファイルからインポートする
    ImportByteArrayバイト配列からインポートする

Import要素

  • 一般的なImport要素:
  • "Elements" ファイル中の有効な要素とオプションのリスト
    "Summary"ファイルの概要
    "Rules"使用可能なすべての要素の規則のリスト
  • データ表現要素:
  • "Data"ファイルに保管されているデータ集合のリスト
    "Metadata"データ集合のメタデータ
  • ImportはデフォルトではJCAMP-DXファイルに"Data"要素を使用する.

例題

  (2)

JCAMP-DXファイル中のデータをインポートしてプロットする:

JCAMP-DXファイル中のメタデータサンプルをインポートして見る: