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ストリームメソッド

はじめに入力ストリームメソッド
ストリームメソッドを使う出力ストリームメソッド
はじめに
入力ストリームと出力ストリームは，ストレージメカニズムからバイトを読み書きするために要求されるストリーム操作を表すストリームメソッドを使って開かれる．ストリームメソッドを使うことで，ファイル，子プロセス，Webサーバ，バイトのインメモリリスト等のストレージメカニズムやデータソースから読み書きすることが可能になる．ストリームメソッドは圧縮や暗号化といったような変換も実行できる．たとえば，ユーザはストリームメソッドを使うことで圧縮されたファイルを開き，解凍されたコンテンツを読むことができる．ストリームへの操作では，物理メモリに適合しないような非常に大きいファイルへの操作も行える．
Wolframシステムは，ファイル，Webサーバ，文字列，外部コマンドからの読み書きのような一般的なニーズに応えられるストリームメソッドを提供している．また，に新しいストリームメソッドを加えることもできる．
ストリームメソッドを使う
読み書きのためにストリームを開いたら，Methodオプションを使って自分でストリームメソッドを指定することもできれば，Wolframシステムに，ストリーム名から自動的にストリームメソッドを選ばせることもできる．
次は，ストリーム名からストリームメソッドを選んで，Webサーバからストリームを開く：
In[1]:=1
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-e9qpb7
Out[2]=2
In[3]:=3
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-ikveh3
Out[3]=3
In[4]:=4
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-dhf84z
Out[4]=4
次はMethodオプションでストリームメソッドを選んで，Webサーバからストリームを開く：
In[5]:=5
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-hkk0m8
Out[6]=6
In[7]:=7
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-b368uc
Out[7]=7
In[8]:=8
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-c0vjkt
Out[8]=8
次では，ストリーム名からストリームメソッドを選んで，Webサーバから直接Wolframシステムパッケージをロードする：
In[9]:=9
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-jid3us
In[10]:=10
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-jur6ve
Out[10]=10
以下では，明示的に開かれた入力ストリームを使って，Webサーバから直接Wolframシステムパッケージをロードする：
In[11]:=11
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-mdc9qd
Out[11]=11
In[12]:=12
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-hnqb2n
In[13]:=13
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-fby35p
In[14]:=14
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-g701ik
Out[14]=14
In[15]:=15
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-eqcdw
Out[15]=15
入力ストリームメソッド
Wolframシステムには新しい入力ストリームメソッドを加えることができる．新しいストレージ媒体から読みたい場合や，ファイルの解凍等，読まれると同時にデータを変換したい場合に便利である．
ファイルからではなく，メソッドオプション"Bytes"として渡されるバイトのリストから入力を取るストリームメソッドを定義する：
In[16]:=16
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-vx3it
Out[16]=16
次で新しいメソッドをテストする：
In[17]:=17
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-b00ha2
次は，読み込むと同時にストリームに回転暗号化を実行するストリームメソッドを定義する．暗号的に強い暗号化も同じように実行できる：
In[21]:=21
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-fk4y6v
Out[23]=23
このメソッドをテストするために，まず暗号化されたテストファイルを書き，この新しいメソッドを使ってそれを読み込む：
In[24]:=24
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-p5ddg4
Out[24]=24
In[26]:=26
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-bp92wu
Out[26]=26
ストリームメソッドがファイルの内容を変換するため，内容はReadが返すものとは異なっている：
In[27]:=27
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-eef2
Out[27]=27
In[28]:=28
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-j98gk
Out[28]=28
出力ストリームメソッド
Wolframシステムには新しい出力ストリームメソッドを加えることもできる．新しい記憶媒体に書き込みたい場合や，ファイルの解凍等，書き込まれると同時にデータを変換した場合に便利である．
書き込まれたバイト数を出力する最小のストリームメソッドを定義する：
In[30]:=30
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-ef1xm8
Out[30]=30
以下で新しいメソッドをテストする：
In[31]:=31
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-e0x19z
Out[31]=31
In[32]:=32
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-cxrvwt
Out[32]=32
In[33]:=33
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-jkicq8
Out[33]=33
In[34]:=34
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-eksyl
Out[34]=34
In[35]:=35
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-etsddg
Out[35]=35
In[36]:=36
✖
https://wolfram.com/xid/0ecs1k5f6pg-jielme