単位付きの数量を入力する

自然言語あるいはWolfram言語シンタックスを使って,単位付きの数量を直接キーボードから入力する.

自然言語を使う

自然言語入力ボックスを開く

単位付きの数量を入力する最も便利な方法は,自然言語を使う方法である.「挿入」 「インライン自由形式入力」(デスクトップ)を選ぶか, とタイプするかして,自然言語入力ボックスを得る:

  • 自由形式入力を使うには,ネットワーク接続が必要である.

単位付きの数量を入力する

一般的な単位名か省略形を使って単位付きの数量を入力し,を押す:

必要であれば適切な解釈を選ぶ

使用する単位が複数の意味に解釈できる場合には,結果には曖昧性解消のボタン()が含まれる.デフォルトの解釈が意図したものではない場合は,ボタンをクリックして別の解釈を選ぶ:

解釈を確認する

チェックマークをクリックして,解釈を受け入れる:

Wolfram言語のシンタックスを使う

Wolfram言語での標準的な単位名が分かっている場合には,それを直接Quantityと一緒に入力すると,入力がより速く評価され,解釈にインターネット接続も要らない.Wolfram言語の単位名は,大文字で始まる文字列である:

Wolfram言語の標準単位名が指定されていない場合には,Quantityは指定された単位を解釈しようと試みる:

Wolfram言語には何千もの組込み単位が含まれている.自動補完機能を使えば,必要な単位を見付けやすい:

注釈

単位は計算のどこにでも入力できる:
単位は,数量とは別に入力することもできる:
算術演算子を使って,複合単位を入力する:
入力ボックス内の式をクリックすると編集できる:
Quantity式をきれいにフォーマットされ計算可能な式に変換するためには,「評価」 「現在位置で評価」()を選ぶ: