アップグレード情報:

Statistics`ClusterAnalysis`

FindClustersおよび距離(非類似度)関数が,組込みの Mathematica カーネルに加わった.
SupDistanceの代りにChessboardDistanceが使われるようになった.
CorrelationDissimilarityの代りにCorrelationDistanceが使われるようになった.
CosineAngleDissimilarityの代りにCosineDistanceが使われるようになった.
RussleRaoDissimilarityの代りにRussellRaoDissimilarityが使われるようになった.
新しく階層的クラスタリングパッケージが作成された.

FindClustersのシンタックスは,バージョン5.2のStatistics`ClusterAnalysis`におけるものと同じである:

Version 5.2 << Statistics`ClusterAnalysis`;
FindClusters[{{1, 2}, {3, 4}, {20, 10}}]

距離(非類似度)関数のシンタックスもバージョン5.2のStatistics`ClusterAnalysis`におけるものと同じである:

Version 5.2 << Statistics`ClusterAnalysis`;
ManhattanDistance[{1, 2, 3, 5, 10}, {2, 1, 10, 4, 15}]
階層的クラスタリングパッケージ

Statistics`ClusterAnalysis`の関数の多くが,階層的クラスタリングパッケージで利用できるようになった.

Agglomerate Cluster ClusterFlatten ClusterSplit DirectAgglomerate DistanceMatrix DendrogramPlot DirectAgglomerate

これらの関数のシンタックスは,バージョン5.2のStatistics`ClusterAnalysis`におけるものと同じである:

Version 5.2 << Statistics`ClusterAnalysis`;
Agglomerate[{{1, 2}, {3, 4}, {20, 10}}]