Developer`
Developer`
ToPackedArray
ToPackedArray[expr]
expr の内部表現で,可能な場合はパックアレーを使用する.
詳細とオプション
- ToPackedArrayを使うためには,まず開発者ユーティリティパッケージをロードしなくてはならない.それにはNeeds["Developer`"]を実行する必要がある.
- ToPackedArrayを使用しても,Wolfram言語で生成された結果が変わるわけではないが,実行速度が上がったりおよびメモリ使用が減ったりすることがある.
- ToPackedArrayは,大規模なリストを生成する多くの関数で自動的に効率よく使用される.
- ToPackedArrayは,機械サイズの整数と近似の実数および複素数を含む任意の深さのフルリストをうまくパックする.
- ToPackedArray[expr,type]は可能な場合,expr の要素を指定されたタイプに変換する.
- 可能なタイプは,Integer,RealおよびComplexである.
- 機械サイズの数値のみがパックされた形式で保存できる.
- オプションTolerance->tol は,より制約の強いタイプに変換するときに小さな数値が無視できる場合,およびパックされた形式への変換を小さな数値が防がなくてはならないような場合の指定に使用される.