XML`
XML`
InitializeXMLParser
InitializeXMLParser[root,"file"]
"file"の内容に対応する実体のリストを含み,ルート要素 root を持つXMLドキュメントで使えるXMLParserオブジェクトを作成する.
詳細とオプション
- InitializeXMLParserを使うためには,まずNeeds["XML`"]を使ってXMLパッケージをロードする必要がある.
- InitializeXMLParserは予めDTDをロードしておくのに使用できる.同じDTDを使用する多数のドキュメントを繰り返しロードする場合は,初期化済みパーサを使うと処理時間が改善される.
例題
例 (1)
MathMLパーサを初期化する(DTDはロード済みとする):
初期化済みMathMLパーサを使用すると,DTDを再びロードするよりも格段に早い:
初期化済みパーサを使用する場合は,DOCTYPE宣言は妥当性検証のためには必要ないことに注意:
パーサを使い終えたら,ReleaseXMLParserでリソースを開放する: