XML`
XML`
XMLGetString
XMLGetString["data"]
文字列に対応するXML式の木を返す.
XMLGetString["data",parser]
文字列のパースに初期化済みXMLParserオブジェクトを使用する.
詳細とオプション
- XMLGetStringを使うためには,まずNeeds["XML`"]を使ってXMLパッケージをロードする必要がある.
- この関数はImportString["data","XML"]に似ているが,初期化済みXMLパーサを取ることができる.
- 使用可能オプション:
-
"NormalizeWhitespace" True 要素の前後および内部の複数のホワイトスペースを削除するかどうかの設定 "IncludeNamespaces" Automatic 明示的に名前空間を含むかどうかの設定 "ValidateAgainstDTD" Automatic DTD内容モデルに対して妥当性検証を行うかどうかの設定 "IncludeEmbeddedObjects" None コメントと処理命令を含むかどうかの設定 "AllowRemoteDTDAccess" True ネットワーク上でDTDを探すかどうかの設定 "ReadDTD" True DTDを読み込むかどうかの設定 "IncludeDefaultedAttributes" False DTDで定義されているデフォルトの属性を明示的に含むかどうかの設定 "AllowUnrecognizedEntities" Automatic DTDで定義されていない実体をエラーと見なすかどうかの設定 "PreserveCDATASections" False インポートの際に,CDATA部分と通常の文字データの間の区別を維持するかどうかの設定
例題
例 (2)
XMLGetStringは,文字列を記号的なXMLとしてインポートする:
初期化済みのパーサと一緒にXMLGetStringを使うには,リモートURLのDTDに従ってパーサを初期化し,初期化されたパーサにXHTMLParserと名前を付ける:
初期化済みパーサを使って文字列のインポートの際に文字列の妥当性を検証する."Valid"->Trueは,妥当性検証が成功したことを示す: