ArrayQ

ArrayQ[expr]

expr が完全配列あるいはSparseArrayオブジェクトのときはTrueを,それ以外のときはFalseを与える.

ArrayQ[expr,patt]

expr がパターン patt と一致する深さを持つ完全配列であることを要求する.

ArrayQ[expr,patt,test]

test expr の各配列要素に適用した際にTrueが返されることを要求する.

詳細

  • 完全配列では,特定レベルのすべての部分が同じ長さのリストでなければならない.
  • ArrayQ[expr,1|2]expr がベクトルであるか行列であるかを調べる.
  • ArrayQ[expr,_,NumberQ]expr がすべてのレベルで数値配列であるかどうかを調べる.

例題

すべて開くすべて閉じる

  (2)

数のベクトルは完全配列である:

1つの要素がそれ自体でリストであるベクトルは完全配列ではない:

ネストしたリストの不規則な集合は完全配列ではない:

スコープ  (5)

ベクトルについて調べる:

行列について調べる:

ベクトルあるいは行列について調べる:

数値ベクトルについて調べる:

数値項を持った任意の深さの配列について調べる:

アプリケーション  (1)

配列についてのみ評価される関数を定義する:

次は,整数座標を仮定して多項式を補間するテンソル積を構築する:

この多項式はデータを補間する:

特性と関係  (3)

VectorQArrayQの特殊ケースである:

MatrixQArrayQの特殊ケースである:

ArrayQは,事実上,AllowedHeads"ListLike"を使う:

Wolfram Research (2003), ArrayQ, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ArrayQ.html.

テキスト

Wolfram Research (2003), ArrayQ, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ArrayQ.html.

CMS

Wolfram Language. 2003. "ArrayQ." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/ArrayQ.html.

APA

Wolfram Language. (2003). ArrayQ. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ArrayQ.html

BibTeX

@misc{reference.wolfram_2024_arrayq, author="Wolfram Research", title="{ArrayQ}", year="2003", howpublished="\url{https://reference.wolfram.com/language/ref/ArrayQ.html}", note=[Accessed: 21-November-2024 ]}

BibLaTeX

@online{reference.wolfram_2024_arrayq, organization={Wolfram Research}, title={ArrayQ}, year={2003}, url={https://reference.wolfram.com/language/ref/ArrayQ.html}, note=[Accessed: 21-November-2024 ]}