CompoundElement
CompoundElement[{spec1,spec2,…}]
結果のリストを与えるフィールドあるいは入力のリストについての,フォームあるいはインタプリタの指定を表す.
CompoundElement[<key1spec1,key2spec2,… >]
結果の連想を与える,フォームあるいはインタプリタの指定を表す.
詳細
- speciは,Interpreterのコンテキスト中では,Interpreterで使われる任意の指定(CompoundElementあるいはRepeatingElementを含む)でよい.
- FormObjectおよびFormFunctionのコンテキスト中では,speciはフォームで使われる任意の指定でよい.この指定には,完全な連想も含まれるが,フィールドの表とし可視化できるのは単純な構造だけである.
- Interpreter[CompoundElement[{form1,form2,…}][{input1,input2,…}]は,事実上,{Interpreter[form1][input1],Interpreter[form2][input2],…}と等しい.
- Interpreter[CompoundElement[{form1,form2,…}][{input1,input2,…}]では,inputiのリストは formiのリストと同じ長さでなければならない.長さが違うと,Failureオブジェクトが生成される.
- Interpreter[CompoundElement[<key1->spec1,… >][input]からの結果は,各 keyiについての要素を含む連想である.input がリストのとき,連続する各 keyiは順に使われる.input が連想のとき,欠落した任意の keyiは欠落要素として返され,keyiのいずれでもないキーと関連する値は削除される.
- 任意の speciそれ自体が,CompoundElementオブジェクトあるいはRepeatingElementオブジェクトでもよい.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (4)
CompoundElementを使って任意の種類のInterpreter呼出しを組み合せる:
CompoundElementを使い,Wolfram Cloudへの接続が必要な呼出しをまとめることでInterpreterのスピードを上げる:
CompoundElementは,正しい形をしていないデータではうまく処理できない:
特性と関係 (3)
CompoundElementをRepeatingElementと一緒に使ってさらに複雑な構造を解釈する:
FormFunctionのコンテキスト中で,RepeatingElementと組み合せて用い,フィールドの表を生成する:
CompoundElementをAlternativesと一緒に使って,形が違うこともあるデータを解釈する:
テキスト
Wolfram Research (2015), CompoundElement, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/CompoundElement.html.
CMS
Wolfram Language. 2015. "CompoundElement." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/CompoundElement.html.
APA
Wolfram Language. (2015). CompoundElement. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/CompoundElement.html