DateSelect
DateSelect[list,crit]
crit[datei]がTrueになるすべての日付 dateiをリストから取り出す.
DateSelect[int,crit]
DateInterval int の中で crit[datei]がTrueになるすべての日付を取り出す.
DateSelect[crit]
式に適用可能なDateSelectの演算子形を表す.
詳細
- DateSelectは,一般に,特定の月あるいは曜日に当るというような基準を満たす日付を除去するために使われる.
- DateSelect[list,crit]の crit は,一般に,#Month==8や#DayName==Mondayのような要素検定からなるブール式である.
- DateSelectは,#Yearや#Monthのような名前付きSlotで表された,"Year","Month","DayName","Week"を含むDateValue内の使用可能なすべての日付要素をサポートする.
- DateInterval入力については,DateSelectは日付のリストを区間で指定された暦の粒度を使って返す.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (4)
スコープ (2)
選択基準はSlot式を使った参照日付要素であることが多いが,任意のブール基準を使うこともできる:
DateSelectは,暦を変換したり時刻帯を変更したりせずに要素の値を抽出する:
#Dayの値は入力の日付に関連付けられた暦によって決定される:
#Hourの値は時刻帯の違いを考慮することなしに検討される:
標準時刻帯を使って日付を選択する場合は,まずTimeZoneConvertを使う:
アプリケーション (1)
DateSelectは,スケジューリング目的や指定の月の第1月曜日といった指定のパターンと一致する日付の取出しに使うことができる:
特性と関係 (1)
DateSelect[dates,crit]はSelect[dates,DateValue[#,elem]==value&]と等価である:
考えられる問題 (1)
テキスト
Wolfram Research (2020), DateSelect, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/DateSelect.html.
CMS
Wolfram Language. 2020. "DateSelect." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/DateSelect.html.
APA
Wolfram Language. (2020). DateSelect. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/DateSelect.html