ExponentFunction
NumberFormやこれに関連した関数のオプションとして使われ,近似実数を出力する際に使用する指数を決定する.
詳細
- NumberFormのような関数は,まず,科学表記で出力された数なら,小数点の左が厳密に1桁になるような指数を見出す.そして,ExponentFunctionにより指定された関数をこの指数に適用する.この関数が与える値が整数であれば,この数を指数として使用し,これがNullの場合には,科学表記なしで出力する.
- ExponentFunctionで指定された関数に提供される引数は常に整数となる.
- NumberFormにおいて,ExponentFunctionのデフォルトでは指数を変更することはない.しかし,科学表記での指数が-5から5であり,または,科学表記ではなく無意味なゼロが挿入されている高精度の機械数についてはNullを返す.
- ScientificFormにおいて,ExponentFunctionのデフォルト設定は,整数部分が1桁の実数に対してのみNullを返す.
- EngineeringFormにおいて,ExponentFunctionのデフォルト設定は,この指数として3の倍数になるものを返す.
- AccountingFormにおいて,ExponentFunctionのデフォルト設定は常にNullを返す.
例題
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ExponentFunctionをPaddedFormとともに用いる:
Wolfram Research (1991), ExponentFunction, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ExponentFunction.html.
テキスト
Wolfram Research (1991), ExponentFunction, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/ExponentFunction.html.
CMS
Wolfram Language. 1991. "ExponentFunction." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/ExponentFunction.html.
APA
Wolfram Language. (1991). ExponentFunction. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/ExponentFunction.html