FlatShading
多角形およびその他の塗潰されたグラフィックスオブジェクトを滑らかな面としての反射で描くように指定する三次元グラフィックス指示子である.
FlatShading[d]
散光に減衰因子 d を使う.
FlatShading[d,a]
周囲光に減衰因子 a を使う.
詳細
- FlatShadingは「per-face shading」(面ごとのシェーディング)としても知られている.
- FlatShadingは,通常,多角形の個々の面と辺を簡単に表示するために使われる.
- 多面体の面の最終的な色は,多角形の表面法線と標準シェーディングの結果としての色の明るさから計算される.
- FlatShading[d,a]は3D曲面上の散光を因子 d で,周囲光を因子 a で減衰させるように指定する.
- FlatShading[]は,事実上,FlatShading[1,1]に等しい.
- Lighting"Accent"の設定は平行光源を使って表面の色を忠実に再生する.
- 基本的なシェーディングモデルのFlatShading,GouraudShading,PhongShadingを比較する.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (4)
スコープ (12)
アプリケーション (4)
基本的なアプリケーション (2)
表面の色は多角形の面全体で一定であり,面の法線に基づいている:
IcosahedronにFlatShadingを適用する:
特性と関係 (3)
FlatShadingはVertexNormalsを無視する:
FlatShadingでFaceFormを指定する:
VertexNormalsが利用できないときは,FlatShadingはPhongShadingに似ている:
FlatShadingは鏡面反射を含まない:
考えられる問題 (2)
FlatShadingは平らなグラフィックスオブジェクトに使うことができる:
鏡面反射はFlatShadingに影響しない:
VertexNormalsが指定されていないデフォルトのシステムシェーダーを使って鏡面照明を含ませる:
テキスト
Wolfram Research (2022), FlatShading, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/FlatShading.html.
CMS
Wolfram Language. 2022. "FlatShading." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/FlatShading.html.
APA
Wolfram Language. (2022). FlatShading. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/FlatShading.html