HermiteH

HermiteH[n,x]

エルミート(Hermite)多項式 TemplateBox[{n, x}, HermiteH]を与える.

詳細

  • 記号操作・数値操作の両方に適した数学関数である.
  • 非負の整数 n について,明示的な多項式が与えられる.
  • エルミート多項式は,微分方程式 を満たす.
  • エルミート多項式は,区間にある重み関数 を持った直交多項式である.
  • 特別な引数の場合,HermiteHは,自動的に厳密値を計算する.
  • HermiteHは任意の数値精度で評価できる.
  • HermiteHは自動的にリストに縫い込まれる.
  • HermiteH[n,x]は,不連続な分枝切断線を持たない,x に関する整関数である.
  • HermiteHIntervalオブジェクトおよびCenteredIntervalオブジェクトに使うことができる. »

例題

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  (5)

十次のエルミート多項式を計算する:

実数の部分集合上でプロットする:

複素数の部分集合上でプロットする:

原点における級数展開:

Infinityにおける級数展開:

スコープ  (44)

数値評価  (6)

数値的に評価する:

高精度で評価する:

出力精度は入力精度に従う:

複素数入力:

高精度で効率よく評価する:

IntervalオブジェクトとCenteredIntervalオブジェクトを使って最悪の場合に保証される区間を計算する:

Aroundを使って平均的な場合の統計区間を計算することもできる:

配列の要素ごとの値を計算する:

MatrixFunctionを使って行列のHermiteH関数を計算することもできる:

特定の値  (6)

固定点におけるHermiteHの値:

記号的な n についてHermiteH

ゼロにおける値:

HermiteH[10,x ]の最初の正の最大値を求める:

陪多項式HermiteH[7,x]を計算する:

異なるタイプのHermiteHは異なる記号形式を与える:

可視化  (3)

HermiteH多項式をさまざまな次数でプロットする:

の実部をプロットする:

の虚部をプロットする:

エルミート多項式を2つのパラメータの関数としてプロットする:

関数の特性  (14)

HermiteHはすべての実数値と複素値について定義される:

TemplateBox[{2, x}, HermiteH]の値域を近似する:

偶次数のエルミート多項式は偶多項式である:

奇次数のエルミーチ多項式は奇多項式である:

HermiteHは鏡特性y を持つ:

HermiteHは要素単位でリストに縫い込まれる:

TemplateBox[{n, x}, HermiteH] の解析関数である:

TemplateBox[{n, x}, HermiteH]のときは非減少でも非増加でもない:

のときは非減少である:

のときは非増加である:

TemplateBox[{n, x}, HermiteH]のときは単射ではない:

TemplateBox[{n, x}, HermiteH] の正の奇数値について全射である:

TemplateBox[{n, x}, HermiteH]のとき正である:

のときの符号は不定である:

HermiteHは特異点も不連続点も持たない:

TemplateBox[{n, x}, HermiteH]のとき凸である:

のときは凹である:

TraditionalFormによる表示:

微分  (3)

z についての一次導関数:

z についての高次導関数:

n=3のとき,z について高次導関数をプロットする:

z についての 次導関数の式:

積分  (3)

Integrateを使って不定積分を計算する:

不定積分を確かめる:

定積分:

その他の積分例:

級数展開  (5)

Seriesを使ってテイラー(Taylor)展開を求める:

の周りの最初の3つの近似をプロットする:

SeriesCoefficientを使った級数展開の一般項:

Infinityにおける級数展開を求める:

任意の記号方向 についての級数展開を求める:

生成点における級数展開:

関数の恒等式と簡約  (4)

HermiteHはより簡単な形に簡約できることがある:

HermiteHの指数型母関数:

漸化式:

HermiteHLaguerreLによって表す:

一般化と拡張  (2)

HermiteHはベキ級数に適用できる:

HermiteHは実数値区間を扱うことができる:

アプリケーション  (5)

エルミートの微分方程式を解く:

量子調和振動子の波動関数:

正規化:

の期待値を計算する:

調和振動子の運動量波動関数および位置波動関数は同じ形である:

再帰関係式を解く:

正規化されたエルミート関数に基づいた一般化されたフーリエ級数を設定する:

の級数係数を求める:

近似関数と厳密関数を比較する:

不連続関数の近似におけるGibbs様の現象:

記号的な の積分を求める:

n の非負の整数値についての評価にはLimitが必要である:

明示的な についての積分と比較する:

特性と関係  (3)

エルミート多項式中の係数のリストを求める:

HermiteHDifferentialRootとして表すことができる:

HermiteHの指数型母関数:

考えられる問題  (2)

多項式の形で簡約すると数値結果が不正確になることがある:

関数を直接評価する:

100次のエルミート多項式をプロットする:

明示的な多項式の機械精度評価は,簡約のために数値的に不安定になることがある:

おもしろい例題  (4)

最初の20のエルミート多項式のゼロの分布:

エルミート多項式間の補間:

調和振動子の量子確率分布と古典的な確率分布の比較:

一般化されたリサージュ(Lissajous)図:

Wolfram Research (1988), HermiteH, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/HermiteH.html (2022年に更新).

テキスト

Wolfram Research (1988), HermiteH, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/HermiteH.html (2022年に更新).

CMS

Wolfram Language. 1988. "HermiteH." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2022. https://reference.wolfram.com/language/ref/HermiteH.html.

APA

Wolfram Language. (1988). HermiteH. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/HermiteH.html

BibTeX

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