IgnoreCase
文字列操作と検索関数等のオプションとして使われ,大文字と小文字を同等に取り扱うかどうかを指定する.
詳細
- デフォルト設定IgnoreCase->Falseでは,大文字と小文字が全く異なるものとして取り扱われる.
- IgnoreCase->Trueの設定では,大文字と小文字を同等に取り扱われる.
- IgnoreCaseは多くの文字列,ファイル,記号名の関数に与えるオプションである.
- IgnoreCaseは,Wolfram言語の式の構文解析の際に影響を与えることは決してない.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (1)
IgnoreCase->Trueとすると,大文字と小文字は同じものとして扱われる:
IgnoreCase->Falseとすると,大文字と小文字は別のものとして扱われる::
スコープ (5)
デフォルトで,IgnoreCaseはFalseになっている:
大文字小文字の違いとは無関係に,アルファベット(字母)順を決定する:
IgnoreCase->Trueとすると,WordFrequencyは頻度の計算に大文字小文字の使い方の違いすべてを数える:
Wolfram Research (1991), IgnoreCase, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/IgnoreCase.html.
テキスト
Wolfram Research (1991), IgnoreCase, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/IgnoreCase.html.
CMS
Wolfram Language. 1991. "IgnoreCase." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/IgnoreCase.html.
APA
Wolfram Language. (1991). IgnoreCase. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/IgnoreCase.html