IntegerPartitions
整数 n をより小さい整数に分割する可能なすべての方法のリストを返す.
IntegerPartitions[n,k]
最高で k 個の整数に分割する.
IntegerPartitions[n,{k}]
厳密に k 個の整数に分割する.
IntegerPartitions[n,{kmin,kmax}]
kmin 個から kmax個までの整数に分割する.
IntegerPartitions[n,kspec,{s1,s2,…}]
siだけを含む部分を与える.
IntegerPartitions[n,kspec,sspec,m]
結果を最初の m 通りに限定する.
詳細
- IntegerPartitionsの結果は一般に辞書的順序の逆の順序で与えられる.
- Length[IntegerPartitions[n]]はPartitionsP[n]である.
- IntegerPartitions[n]はIntegerPartitions[n,All]と等価である.
- IntegerPartitions[n,{kmin,kmax,dk}]は kmin, kmin+dk, … の整数に分割する.
- n および siは有理数でもよく,負の数でもよい.
- 分割リストでは,はじめの方の siを含む部分が最後に与えられる.
- IntegerPartitions[n,kspec,sspec,-m]は結果を最後の m 通りに限定する.
- IntegerPartitions[n,kspec,sspec,m]では,Allの kspec は{0,Infinity}に相当する.Allの sspec はRange[n]に相当する.Allの m はInfinityに相当する.
例題
すべて開くすべて閉じる一般化と拡張 (4)
アプリケーション (2)
特性と関係 (4)
IntegerPartitions[n]の長さはPartitionsP[n]である:
IntegerPartitionsは結果をSort順ではなく辞書的な順とは逆の順序で与える:
10より小さい整数の場合は,文字列に変換することでIntegerPartitions順を生成する:
FrobeniusSolveはIntegerPartitionsの係数リストを与える:
考えられる問題 (3)
IntegerPartitionsでは分割の無限リストは与えられない:
4番目の引数によって要求される要素のすべては存在しないときは,警告メッセージが出される:
メッセージを出さないようにするのにはOffを使う:
テキスト
Wolfram Research (2007), IntegerPartitions, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/IntegerPartitions.html (2008年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2007. "IntegerPartitions." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2008. https://reference.wolfram.com/language/ref/IntegerPartitions.html.
APA
Wolfram Language. (2007). IntegerPartitions. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/IntegerPartitions.html