Interpretation
Interpretation[e,expr]
e と表示されるが,入力として渡されると expr の未評価の形として解釈されるオブジェクトを表す.
Interpretation[{x=x0,y=y0,…},e,expr]
e と expr の局所変数 x, y, … を許容する
詳細とオプション
- Interpretation[{vars},e,expr]は,DynamicModuleのように変数を局所化する.
- Interpretationは属性HoldAllを持つが,変数を局所化した後すぐ e を評価する.expr は,InterpretationオブジェクトがWolfram言語入力として渡された場合にのみ評価される.
- Interpretation[{vars},e,expr]は,DynamicModuleにおけるように次のオプションを取ることができる.
-
Deinitialization None Interpretationが表示できなくなったときに評価される式 DynamicModuleValues Automatic 変数の値に関する動的に更新されたデータ Initialization None Interpretationが最初に表示されるときに評価される式 UndoTrackedVariables None 変更された場合に,フロントエンドの取消し機能によって追跡されるべき変数 UnsavedVariables {} 値を保存すべきではない変数
例題
すべて開くすべて閉じる特性と関係 (3)
Interpretationは,デフォルトで,最後の引数は評価しない:
Iconizeには一意的な外観があり,デフォルトで引数を評価する:
Interpretationを使うと式に任意の外観を指定することができる:
TextClipboardTypeは,Interpretationがシステムのテキストクリップボードに書き込まれる方法に影響する:
"PlainText"は第1引数をクリップボードに書き込ませる:
plain text
これ以外の値を使うと第2引数の入力形式がクリップボードにコピーされる:
"input text"
考えられる問題 (1)
Interpretationへの呼び出しが,引数が3つあるために遮られると,以下のようになる:
テキスト
Wolfram Research (2007), Interpretation, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Interpretation.html (2014年に更新).
CMS
Wolfram Language. 2007. "Interpretation." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2014. https://reference.wolfram.com/language/ref/Interpretation.html.
APA
Wolfram Language. (2007). Interpretation. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Interpretation.html