KeyValuePattern
KeyValuePattern[{patt1,…}]
各 pattiにマッチする要素を含む連想あるいは規則のリストを表すパターンオブジェクトである.
詳細
- pattiは keyivaliの形式のことが多いが,任意のパターンでよい.
- pattiにマッチする要素は連想あるいは規則のリストのどこにあってもよい.
- pattiは出現順にマッチされる.
- 各 pattiは連想あるいは規則のリスト中の異なる要素にマッチするとみなされる.
- KeyValuePattern[patt]は,単一のパターン patt については,KeyValuePattern[{patt}]に等しい.
- KeyValuePattern[{}]は任意の連想あるいは規則のリストをマッチする.
例題
すべて開くすべて閉じる例 (3)
KeyValuePatternを使って連想中の任意の要素をマッチすることができる:
KeyValuePatternは,連想に含まれる要素であればその位置に関係なくマッチする:
スコープ (6)
KeyValuePatternはRuleとRuleDelayedを区別する:
規則にマッチするAssociationからキーを抽出する:
Association中の規則はどれも最高で1回しかマッチされない:
KeyValuePattern中の単一のパターンはListに含まれなくてもよい:
空のKeyValuePatternは任意の連想または規則のリストとマッチする:
特性と関係 (3)
KeyValuePatternは任意の順序でマッチすることができる:
Associationを含むパターンは厳密な順序で規則をマッチする:
KeyValuePatternでマッチした式が,指定されたもの以外の規則を含むことがある:
Associationを含むパターンはすべての規則に対してマッチを試みる:
KeyValuePattern中のBlankNullSequenceは単一の規則だけをマッチする:
Associationを含むパターンでは,BlankNullSequenceは2つ以上の規則をマッチすることがある:
考えられる問題 (4)
KeyValuePattern中のパターンはどれも1つの規則にしかマッチしない:
空リストあるいはAssociationは,BlankNullSequenceあるいはRepeatedNullパターンでマッチできる:
KeyValuePatternは,たとえパターンが指定されていなくても,Associationまたは規則のリストだけをマッチする:
Ruleが指定されているならKeyValuePatternはRuleDelayedにはマッチしない:
テキスト
Wolfram Research (2016), KeyValuePattern, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/KeyValuePattern.html.
CMS
Wolfram Language. 2016. "KeyValuePattern." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/KeyValuePattern.html.
APA
Wolfram Language. (2016). KeyValuePattern. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/KeyValuePattern.html