Module
詳細
- Moduleを使って,このモジュールに局所的な名前を持った局所変数を設定することができる.
- Moduleは,呼び出されるごとにその局所変数を表す新たな記号を生成する.
- Moduleは,名前 xxx の局所変数を表すため,名前を xxx$nnn とする記号を作成する.この数nnn は,$ModuleNumberの現在の値である.
- $ModuleNumberの値は,モジュールが使用されるたびに増分される.
- Moduleは,式 expr を評価するのに先駆けて,スコープ構成の局所変数を除く expr に現れるすべての変数を,新たな記号の局所変数で置き換える.
- Moduleによって作成される記号は,属性はTemporaryを持つ.
- Moduleによって作成される記号をモジュールから返すことができる.
- 条件が付随した変換規則の右辺としてModule[{vars},body/;cond]を使用することができる.
- Moduleは属性HoldAllを持つ.
- Module構文は,任意の形にネストさせることができる.内側の変数は必要に応じて改名される.
- Moduleはレキシカルスコープを実装するスコープ構文である.
例題
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特性と関係 (8)
Wolfram Research (1991), Module, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Module.html.
テキスト
Wolfram Research (1991), Module, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/Module.html.
CMS
Wolfram Language. 1991. "Module." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/Module.html.
APA
Wolfram Language. (1991). Module. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/Module.html