NumberDigit

NumberDigit[x,n]

実数値の数 x10nに相当する桁の数字を返す.

NumberDigit[x,n,b]

b^(n)に相当する桁の数字を返す.

詳細

  • 小数点の左隣の桁は第桁である.
  • NumberDigit[x,]x は任意の実数値の数式でよい.
  • NumberDigit[x,{n1,n2,}]{NumberDigit[x,n1],NumberDigit[x,n2],}を返す.
  • NumberDigit[x,n,b]における基底 b は,1より大きい実数値の数でなければならない.
  • NumberDigitの第1引数はリスト可能である.

例題

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  (2)

数の102に相当する桁の数字を求める:

数の10-1に相当する桁の数字を求める:

スコープ  (7)

数の104106の桁の数字を求める:

数の103105107の各桁の数字を求める:

Pi102から10-2までの各桁の数字を求める:

Pi102から10-2までの各桁の数字を基底16で求める:

分数

の最初の3桁の数字を求める:

負の数の桁は対応する正の数の桁と同じである:

基底が整数である必要はない.Piの最初の数桁を厳密に1と2の間の基底で求めることができる:

これらは対応する基底が2のベキと同じではない:

NumberDigitの第1引数はリスト可能である:

アプリケーション  (2)

0から1までの乱数実数の第4桁の数字が0から9までで均等に分布していることを示す:

2021年のすべての日を取り出す:

月の第 0^ 桁の数字のヒストグラム:

日付の第 0^ 桁の数字のヒストグラム:

日付の第桁の数字のヒストグラム:

特性と関係  (1)

NumberDigit[x,n,b]RealDigits[x,b,1,n]の第1要素として与えられた数字を返す:

考えられる問題  (1)

近似実数値について,要求された桁の数字が入力精度の範囲外のとき,結果は不定桁となる:

おもしろい例題  (1)

0から1までの100の実数の1000の和を取る:

上記は50の周りに分布している:

偏差が10より小さいので,第桁は不均一に分布している:

Wolfram Research (2021), NumberDigit, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/NumberDigit.html.

テキスト

Wolfram Research (2021), NumberDigit, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/NumberDigit.html.

CMS

Wolfram Language. 2021. "NumberDigit." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/NumberDigit.html.

APA

Wolfram Language. (2021). NumberDigit. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/NumberDigit.html

BibTeX

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BibLaTeX

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