PatternFilling
PatternFilling[obj]
obj を使って多角形の面やその他のグラフィックスオブジェクトを敷き詰めるように指定する二次元グラフィックス指示子である.
PatternFilling["name"]
指定されたパターン"name"を使う.
PatternFilling[obj,size]
オブジェクト obj のサイズを指定する.
PatternFilling[obj,size,{dx,dy}]
オフセット{dx,dy}でオブジェクト obj を移動する.
詳細
- PatternFillingは長方形のタイリングとしても知られている.
- PatternFillingは,多角形や面積を長方形パターンの繰返しで敷き詰めるためによく使われる.
- 次は,使用可能なパターンである.
- PatternFilling[{"name",style,color},…]は,敷き詰められたグラフィックスオブジェクトの面を定義済みのパターン"name"を使って style と背景 color で描画するように指定する.
- PatternFilling[obj,…]のオブジェクト obj は2Dグラフィックスまたは画像でよい.
- PatternFilling[obj,{w,h}]のオブジェクト obj は常に w×h 領域に描かれ,この領域にフィットするサイズにされる.
- PatternFilling[obj,{w,h},{dx,dy}]は w×h 領域の中全体で絶対オフセット{dx,dy}で obj を動かす.
- ImageScaledを使ってサイズを指定することができる.サイズはデフォルトの画像サイズとの比であると考えられる.
- PatternFilling[obj]は,事実上,PatternFilling[obj,ImageScaled[.2]]と等価である.
- PatternFilling[obj]はPatternFilling[Rasterize[obj]]に等しく,ノートブックで通常表示されるであろうサイズと解像度で obj のサイズを変更する.
例題
すべて開くすべて閉じるスコープ (13)
基本的な用法 (6)
指定 (7)
PatternFillingは2Dグラフィックスに使うことができる:
2D画像を使ったPatternFilling:
テキスト
Wolfram Research (2020), PatternFilling, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/PatternFilling.html.
CMS
Wolfram Language. 2020. "PatternFilling." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. https://reference.wolfram.com/language/ref/PatternFilling.html.
APA
Wolfram Language. (2020). PatternFilling. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/PatternFilling.html